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喫水線から船弦まで、船底中央からビルジキール取り付け部までを貼り終えました。
次はビルジキールの位置決めです。
ビルジキールの位置決めは、位置と角度が確りしていることが重要です。
そこでビルジキールの位置と角度を決める為の定規を作ります。
※取り付け位置は型紙の船体外板部品に描かれているのでそこから割り出します。
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定規をフレーム隔壁に当て、鉛筆などで罫書き線を描いてゆきます。
※マジックなどは線がにじんで線がボヤける場合があるので注意して下さい。
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罫書き線を入れた状態です。
※ビルジキールの取り付け作業は最後になります。
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ビルジキールの取り付け部を除き、残った部分を貼り合わせて行きます。
船尾の局面は縦方向に貼り付けてきれいな局面が出せるようにしました。
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船首部分を張り終えた状態です。
前にも書きましたが、船首上部はフレアがキツく細いので板を積層して塊にしてあります。
船首下部のバルバスバウも同様に塊です。。
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ビルジキール取り付け部を残し貼り終えたら、全体をペーパーで下仕上げします。
この時一番注意したいのがレーザーカットフレームを削らないことです。
フレームより飛び出た部分とチーク材の継目を慣らす程度に仕上げます。
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下仕上げが終わったらビルジキールを貼り付けます。
型紙どおりだと船体から５ミリ弱の出っ張りになるのですが、Ｒ／Ｃとしての安定性が欲しいので少しオーバーにビルジキールの出っ張りは７ミリとしました。
写真の状態では後で削って仕上げるので実際は９ミリ程度出っ張らせています。
フレームに切れ目を入れて一本物のビルジキールを入れる手もあるのですが、船体の局面に合わせると相当の幅のある素材を使わなければならないのでフレームの区画ごとに貼り付けて製作しました。
※貼り付けたキールがズレない様に慎重に接着して下さい。
キールを貼り終えたら残りの部分を埋めてゆきます。
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全体を貼り終えたら再度ペーパーで全体がキレイな局面と平面になるように仕上げます。
仕上げが終わったらセルローススプレーを吹き、全体の仕上がりを確認します。
※セルローススプレーはチークに染み込み通常の塗装のような厚い皮膜を作りません。
また、この段階で記になる凹凸は総て処理してください。
セルローススプレーは防水効果があるのでこの段階で表面がきれいであれば、そのまま仕上げ塗装が出来ます。
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● 余談
ここまで型紙どおりに製作してきましたが、船首のフレアが実物の同じアングルの写真と比べるとどうもキツい様に見えて仕方ありません。
そこで局面がキツく感じる部分にチークを貼り増しし曲線をゆるくしました。
船首部分は貼り増しが出来ないのでエポキシパテを盛って局面を合わせました。
写真左が型紙どおり、右が修正後の船体です。
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●甲板の製作
甲板の素材は色がリノリウムに近く、硬さもあり変質の少ないベークライト（１ミリ）を使用することにしました。
※ベークライト：電気基盤に使われる素材です。
型紙をコピーし、スプレー糊でベーク板に貼り付けます。
この時、予めアクセスハッチ（バッテリーの取り出しやメンテナンス用の蓋）の場所を決めておき、型紙を割り振り貼り付けると後の作業が楽になります。
右の写真は配置を確認するために船体に乗せたところです。
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●甲板上の構造物を作る
甲板の準備が出来たら甲板上の構造物の製作に取り掛かります。
まずは一番モチベーションが上がる艦橋から製作します。
艦橋はフレームを組み、最下部から階層ごとに個別に作ります。
紙同士の接着には粘度の高い瞬着を使いました。
※この段階で各階の接着はしません。
紙じゃ水にぬれたらバラバラ！なんて思っている方、ご安心を。組み立てた紙に粘度の低い瞬間接着剤（金属用）を染み込ませると防水出来るのです。また、非常に硬くなりプラ板の様に割れる心配もありません。
※瞬間接着剤は１００円均一で売っている安い物で十分です。店長は釣具の上州屋で売っている2g入り100円がお気に入りです。 |
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大淀の顔となる環境の中核部分を一気に仕上げました。
紙を切っては接着の繰り返しです。
窓穴は型紙に瞬着を染み込ませてからデザインナイフで切り抜きました。
※写真は瞬着を染み込ませ終わり、仮塗装をしたところです。 |
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射撃塔、電探、測距儀、対空双眼鏡です。
個々の部品は予め塗装しておくと後の手間が省けて良いです。 |
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序に細々とした通気塔や弾薬箱などの部品も作りました。
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