@ 元となるペーパークラフト |
1) GPM 軽巡洋艦 大淀の型紙
2) 大淀のレーザーカットフレーム
※ 船体全体の分かる写真資料などもあると便利です。
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元となるペーパークラフトは冊子にまとめられています。
大淀の場合はA3サイズの型紙です。
※冊子の大きさは船により異なります。
写真(上)は大淀のレーザーカットフレームを
組み上げたものです。
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大淀のレーザカットフレームの元の状態です。
厚さ1ミリほどの厚紙がレーザーでカットされているので
取り外して図面番号どおり組み立てて接着するだけです。
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レーザーカットフレームを組み立てた状態です。
今回は水に浮かぶR/C艦を作るので水に強くなければなりません。
通常の紙用の接着剤は水に弱いので、今回接着には
瞬間接着剤を使用いました。
※瞬間接着剤は紙に良く染み込む低粘度のものを使用。
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組み立てに際しての注意点は骨組みが歪まないことです。
ここで歪んでしまうと曲がった船が出来てしまうので要
注意です
紙の色が変わっているところが瞬着を染み込ませたところ
です。
縁を中心に確り染み込ませます。
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A 船体の外板となる素材の選択 |
今回は本物の艦船の素材としても使用されているチーク材
を使用します。
チーク材は油分が多く防腐に優れており、瞬間接着剤との
相性も抜群です。
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なるべくキレイな船体を作りたいので工数は多いですが細め(厚さ2ミリ 幅3ミリ)のチーク材を使用しました。
チーク材の切断にはピラニアソーなども良いですが、この
程度であればカッターで筋目を付けるだけでもキレイに折
れます。
※追った端面は軽くヤスリがけをして面を出しましょう。
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船底部分、竜骨を軸に曲がらないように左右対称に瞬間接
着剤で張ってゆきます。
※最後に全体をペーパーがけで丸みをつけるのでチーク材
はフレームより少し(0.2〜0.3)出っ張らせておきます。
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チーク材を船首から船尾まで竜骨を囲むように貼り、補強の下準備が出来たら本格的に外板の貼り付けです。
※なるべく左右対称に、時々歪みが無いか確認しながら作業を進めて下さい。 |
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ビルジキールを取り付けるところまで船底を作ります。
チーク材は瞬着と相性が良いので作業がサクサク進みます。
※湿度の低い日は瞬着の反応が鈍くなるのでご注意下さい。 |
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船首など細くなっている部分は中空にせず、塊を作るよう
にチーク材を積層します。 |
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竜骨の最後尾も形が複雑なので船首同様に中空にせず、塊を作るようにチーク材を積層します。 |
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船首、船尾など、積層で塊を作るところ以外はどんどん貼り付けてゆきます。
※局面のきついところは、チーク材を少しひねってRをつけておくとよりきれいな船体を作ることが出来ます。 |
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大淀は船首はフレアもきついくバルバスバウもあるので
上か足したまでほぼ積層で固まりにします。
これでも十分な浮力は得られるので心配要りません。 |