@素材
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船体作りに使う素材は色々ありますが、特徴を考えて選択します。
材料名 |
特 徴 |
加工性 |
耐水性 |
価 格 |
バルサ |
柔 |
◎ |
× |
高 |
ヒノキ |
中 |
○ |
× |
中 |
ラミン |
硬 |
△ |
× |
安 |
チーク |
硬 |
△ |
○ |
高 |
※チーク材は本物の帆船にも使われている素材です。
高価ですが水に浮かべるなら最適です。 |
A接着剤
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昨今は色々な接着剤がありますが、瞬間接着剤が色々な意味で使い勝手が良いです。(使う場所に応じて粘度の高いもの、低いものを使い分ける))
素材は「木」ですが、木工用ボンドはNGです。(一度乾いても水に浸ると弱くなるので避けた方が無難です。)
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B定規類
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金定規:カッター等を当てるので金属が無難です。
スコヤ:板と板を直角に合わせる時に使う定規。目盛り付きが便利です。
テンプレート:コンパスが使えない所や大きな曲線を描くのに便利です。
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Cノコ切り
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素材のカットに使います。
刃の細かいピラニアソーがあれば十分です。
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Dカッター類
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カッター・デザインナイフ大・小・サークルカッター
などがあればほぼオールマイティーに使えます。
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Eヤスリ類
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通常のヤスリの他、平面用ヤスリ・曲面用ヤスリ
サンドペーパーは柄付のマジックテープでペーパーが交換できる物が便利です。
粒度も色々あってが便利です。
(粒度#80・#120・#180くらい)
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D下仕上げ
補強・防水材
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R/Cを前提としているので「浸水」対策は重要です。
また、いきなり塗装でも防水になはりませんし、木はぶつかると直ぐに凹んでしまいます。
そこでこれらを克服する為に下のような樹脂など利用して防水と補強を兼ねた下処理をすると良いです。
材 料 名 |
目 的 |
取り扱い |
不飽和ポリエステル樹脂
(積層用) |
船体の強化と防水 |
主剤と硬化剤の2液混合
やや難あり |
セルロース
(スプレータイプあり) |
防水 |
簡単 |
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台板(船台)
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船体を作る時、狭い所や平らでない所で組立てると歪んだり曲がったりしてしまいます。船体全体を支えることの出来る台があれば、より正確に作ることが可能です。
無垢材より化粧合板の方が歪みが少なく安価です。
150×40cmくらいのものならホームセンターなどで\1000〜\3000程度で入手できます。 |