ペーパークラフトの応用

●ペーパークラフトを使ってR/C艦船を作ろう!

ペーパークラフトは言わば「寸法のない図面」です。
この原画をプラスチックや木材に正確に転写することが出来れば、紙ではない艦船を作ることが可能です。従ってR/Cモデルキットとして市販されていない艦船が作れる訳です。
ここではそんなペーパークラフトの応用をご紹介致します


@ ぺーパークラフトからプラスチック船を作るコツ。
A ぺーパークラフトから木造船を作るコツ。

ペーパークラフトからプラスチックや木製船体を作る場合

良い例




悪い例
@ 船体の製作のコツ
 ペーパークラフト用のレーザーカットフレームを利用した木造船体の作り方。

レーザーカットフレームは厚紙で出来ています。
しかし、ポリウレタンやポリエステルと言った樹脂でコーティングすることで撥水性と強度を持たせることが可能です。

製作手順
@まず、キール(竜骨)接着します。
A次にフレームを番号順にキールにはめて行きます。
Bスコヤ(垂直定規)などでキールとフレームの垂直・水平を正しく合わせ、接着していきます。
Cそして外板を接着していきます。

★ポイント: 外板は仕上げの削りしろを考慮し、フレームよりやや張り出して接着します。 (きれいな曲面の船舷を作るため)
また、外板と外板の継ぎ目は角度を合わせ、すき間が出来ないように張り合わせます。

※注意
 ペーパークラフト用のレーザーカットフレームは紙の厚み分しか寸法を考慮していません。
外張りにするとスケールよりも大きな船になってしまいます。






@-2
 外板の張り出し具合はこんな感じです。
 (0.2mm〜0.3mmが目安)




@-3
 船体の全部を張り終えたら、ヤスリやサンドペーパー等で曲面に仕上げていきます。

★ポイント:平面仕上げは可能な限り面積の大きいヤスリを使用するときれいに仕上がります。
以外にも、曲面よりも平面仕上げの方が仕上げに苦労します。
平面ほど丁寧に貼り付けてください。

船首と船尾、曲面の強い部分




A 面積が少ない船首や船尾、曲面の強い所
 そう言った所は外板を貼り付けていくのが大変です。
そこで、木の塊で解決します。適当な大きな塊がない時は薄い板を積層にして固まりを作ります。
そして、丁寧に仕上げればきれいな曲面、きれいな船体に仕上がります。

造形用のパテを使うのも良いかも知れません。
但しポリパテなど、硬化した後にもろくなるものは避けた方が無難です。


 

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